自己肯定感ばきばきの女子って本当に良いものですね

なんでメンタルってすぐヘラるんでしょうね。
まぁ、そんなこと言いつつ、最近のメンタルのヘラりの理由はわかってるんですけどね。


低気圧と寒さ!!! おまえたちのせいだ!!!!!


……とはいえ、原因がわかって自分なりに対策を万全にしたとて、ヘラる時はヘラる。
そんな時の自分なりの這い上がり方をいくつかリストアップしているわけですが(世に言う『コーピングリスト』ですね)その中のひとつ、『アイドルのライブを見る』というのが、メンタルぐだぐだの良いタイミングで実行できそうだったので、実行しました。
メンタルぐだぐだなのが良いタイミング、っていうのはどうなのかとは思いますけどね。いいんだ。気にしないんだ。


見たのは、これです。
なんならアーカイブが2/9(火)の正午まで見られます。
https://www.diveconnect.net/#/philosophynodance


もうアーカイブも終わってしまった……。


フィロソフィーのダンス、略称「フィロのス」は4人組のアイドルグループです。
年齢は非公開なものの、動画を見れば『みんな20代半ばくらいかな……』というのがわかってもらえると思います。
そんな大人な彼女たちだからこそできるような、ソウルやファンクなんかの“聴かせる”楽曲が多いのです!

↑の動画の左から2番目に、ナナメ前髪が洋楽ディーヴァっぽさを醸し出している女子がいますね。
この女子・日向ハルちゃんが見た目通り、まじのまじでディーヴァです。歌が激うまい。とりあえず動画見て。
グループ加入前はバンドのボーカルをしていたとかなんとか。


あと、右から2番目にセクシー黒ドレスの女子がいますね。
グラビアにもちょいちょい出るこのセクシー黒ドレスの女子・奥津マリリちゃんも元々はソロのシンガーソングライターです。
だからやっぱり歌がうまい。そんでもって声がエモいんですよ。この声質は強いですよ。


そんでもって両端のふたり。
左端の十束おとはちゃんは、ゲームイベントのプロモーションとかをするグループに居たこともあるくらいゲームやPCに詳しい子です。PC自作できる。
昔の名前でぐぐるとこういう記事も出てきます。
右端の佐藤まりあちゃんは、某つんくさんが絡んだプロジェクトに居たこともあって、そのあともアイドルグループに在籍してたりします。4人の中でいちばんアイドル人生が長い。


この4人は、言っちゃえばみんなそれなりに人生経験があって、苦労人
だからなのか、『このメンバーで売れるぞ!』っていう意志をすごく感じるんですよね。


そしてこの4人。
こんなに個性がバラバラだからゆえか、それとも年齢ゆえなのか、自分以外のメンバーの良いところをとてもよく見ている。
そして、そんな他のメンバーに引っ張られて、自分自身への評価も上々で自己肯定感がものすごくある、という気がします。


そんな4人がライブをしたらどうなると思う???


最高なの!
無観客でもばっきばきに表情を作ってくれるし、キメるところをちゃんとキメていってくれるし、『私たち最高でしょ!!!!!』っていうのが全力で伝わってくれるようなパフォーマンスをしてくれるの!
そんな太陽みたいなオーラを放つ4人の笑顔や歌声は、ヘラっていた私のメンタルをみるみるうちに元気にしてくれたんだよ……。
人類はまじでみんなコーピングリストに『アイドルのライブを見る』っていうのを入れればいいと思う。


このフィロソフィーのダンスの楽曲に「ベスト・フォー」というのがありまして。
その曲に、

魔法には自分から そう かかりにいくものでしょ

君の好きなものに 君の前でなるよ


っていう歌詞があるんです。
私、その歌詞がすごく好きなんですよ。
『なにかあったときには魔法にかかりにきてね。君の好きなものになって、絶対に楽しくさせるから!』っていう自信満々の笑顔で言ってくれてるみたいで。

(3年半前の動画だから、みんなめちゃ若い)
配信ライブでもこの曲をやっていて、その時に、

このあと、『みんな、ついて来てね!』って言ってたんですけど。
こんなことアイドルに言われたら泣いちゃいませんか?
私だけですか?


世の中の諸々(とか寒さとか低気圧とか)で落ちている自分を受け入れられてる感。
明るい場所に引っ張っていってもらえる感。
アイドルって尊いね……。

ところでこのライブ、前撮りだったライブパート(60分)だけじゃなく、生放送のトークパート(30分)もありました。
トークパートの進行は、『4年前からフィロソフィーのダンスのファン』だという平成ノブシコブシの徳井さん。
そんな徳井さんは、フィロソフィーのダンスの圧巻のパフォーマンスにおされてか、『もうアイドルじゃないんじゃない?アーティスト?』という質問を投げかけます。
パフォーマンス能力が高いアイドルのファンはちょくちょく遭遇する『○○はアイドルなのか、アーティストなのか論争』ってやつですね……。(わかりやすいところだとPerfumeがよくこの論争の的になっている)


この質問に対して奥津マリリは、

マリリ『んー……たしかにアイドル像みたいなものはおのおの違うかもしれない。自分の理想のアイドルとかー……』
徳井『こうあるべきだ、みたいなの?』
マリリ『んー』
徳井『それ、どんなのがあるの』
マリリ『えっ……なんか、この……私はセクシーを楽しむ、女性を楽しむ、っていう意味で、ちゃんとアイドルで……とか!
(佐藤まりあちゃんの方を見て)「THE アイドル」担当なあんちゃんが居たりとか、
(十束おとはちゃんの方を見て)きゅるきゅるっという……この……なんていうんだろ、きゅるきゅる二次元!とかそういう偶像的なイメージのアイドルと、
(日向ハルちゃんの方を見て)もうなんていうんだろうな……存在として……マドンナ!』
ハル『(徳井さん)笑ってますか(笑)』
徳井『笑っちゃった(笑)』
マリリ『本気ですよ!』
徳井『あぁ、マドンナ……マドンナをアイドルと思ってるの?』
マリリ『自分に対して……自分にとってのアイドル、スーパーアイドル、みたいな……なんていうか、憧れ的な意味で言ったら……もうたぶん(ハルちゃんは)世界を股にかけるアイドルになれる』

という返しをしたわけです。
そこからまたちょっと話した後、今度は日向ハルちゃんが、フィロソフィーのダンスをこうまとめます。

ハル『グループとしての位置付けはアイドルに置いといて、その中でそれぞれが別の方向を目指してる、みたいな感じで』

(そしてこのハルちゃんの発言に対して、『アーティストとしてのアイドル、って感じね?今の日本で言うアイドルとは違うってことでしょ』と結論づけようとする徳井さん……)
この部分に対して私は、『徳井さんのアイドル像が固定されてるな〜』と思いつつ、フィロソフィーのダンス自身の『アイドルとしてのフィロソフィーのダンスという存在』について聞けたので、おもしろかったですね。

自己肯定感の話からズレちゃったな。
でもまぁ、ライブパートもトークパートも見ごたえがありましたよ〜、ということで。
そんな、フィロソフィーのダンスの配信ライブでした。

最後にもういっかいリンクをはっておくので、気になった方はぜひ。
トークパートもアーカイブに含まれてます。
https://www.diveconnect.net/#/philosophynodance


去年のコロナ禍にメジャーデビューもしてるので、そのメジャーデビューシングルもSpotifyで貼っておきます。

タイトル曲「ドント・ストップ・ザ・ダンス」のMVを見た時は、『MVのお金と手間がかかってる感……すごく……メジャーっぽい!(それはそう)』と思ったよね。

でも個人的には、カップリング曲「なんで?」が好きです。
元カレが結婚するのを知って『なんで???』ってなってる女子の歌です。
作詞は児玉雨子さんだ!

そんなわけで、『メンタルがヘラったら自己肯定感MAXハートな女子たちを見て元気をもらお!!!』という記事でした。
まだしばらくは寒い日が続くだろうし、気圧なんていつ乱高下するかわからないし、忍び寄る花粉の足音も聞こえてくるし……なので、みんな自分をご自愛しようね!みかさんとの約束だよ!!!