種田陽平さんの手がけた「Cling Cling」のセット再現(@原宿アストロホール)に行ってきたよ!

このまえの月曜日にですね、PerfumeさんがUstreamを行いまして。
その中で『都内某所に「Cling Cling」のセットを再現しました!2日間限定で公開します!』というアナウンスがありまして。
正直、これが他のセットだったら行かなかったかもしれないんですが。
今回は種田陽平さんが携わっている、ということでがぜん気になりまして、結果、午後半休をゲットして行ってきました。
ちなみに都内某所というのは原宿のアストロホールでした。Fan Service -bitter- の場所として、Perfumeにも、ファンにも思い入れがありそうな場所ですね。

 

 

 

とりあえず写真を貼りましょうか。

Cling Cling ワールド

これは入ってすぐくらいの位置から、通常の目線で。

 

 

Cling Cling ワールド

最初の画像とほぼ同じ位置ですが、目線をかなり上にして(手をぐぐーっとあげて)撮ったもの。

 

 

Cling Cling ワールド

これは少し進んだ位置かな。目線を少し下げました。
ちなみに画面中央の、グレーっぽい(実際はベージュ)フードマントをかぶったひとはスタッフさんです。

 

 

Cling Cling ワールド

これは、MVであ〜ちゃんが座っている場所かな?トリミングしてますが、実は立ち入り禁止のロープがかかってました。

 

 

Cling Cling ワールド

少し別のアングルから。左側に写っているしゃらしゃらっとしているのが、すごく雰囲気出てました。

 

 

Cling Cling ワールド

提灯がたくさんあったスペース。ここもかなり雰囲気があったなぁ。

 

 

Cling Cling ワールド

別アングルから。こういう提灯?とかランプ?とかは、種田さんがふだんから集めているものなのかな?それとも今回、MVの雰囲気を聞いて集めたのかな?前者のように思えてしまう馴染み感というか、使われてる感がすごいなぁ、と。

 

 

Cling Cling ワールド

スパ〜イス♪ の入っている?薬瓶。こういうアイテム大好き。

 

 

Cling Cling ワールド

実は今回、いちばん見たかったのがこれ!金魚の入った袋がだーっと並べられた棚!
MVで見て、いちばん鮮烈だったのがここだったんです。ちなみに金魚は人形でした。

 

 

Cling Cling ワールド

これはいちばん奥のスペースの片隅。けっこう小さなスペースだったんですけど、ちゃんと作り込んでいるなー、と思いました。この電球のかんじもいいよね。

 

 

Cling Cling ワールド

壁もしっかり作り込んでいて、落書きとか張り紙とか。写真では伝わりにくいんですけど、経年劣化した質感も見事でした!

 

 

Cling Cling ワールド

奥のスペースの中央は、MVでPerfumeが踊っているステージです。
もちろんメンバーはいませんでした…が、衣装がこうやって飾ってありました。美しい…。

 

 

こんなかんじかなー。
実際はこの3倍くらいは撮っていたんですけど、アップしている写真以上に使えないモノばっかりで…。
ちなみに「Cling Cling」MVの監督は、「スパイス」の島田大介さん。「スパイス」がすごく好きだったので、めっちゃ嬉しいです。

 

 

このセット、20人1組で5分間ずつの入替だったんです。(それでも1時間待ちだったけどね…。)
だから、じっくり見たり撮影したり…っていう余裕があんまりなかったんですよね。

 

 

…っていうのは、まぁ、言い訳で。
どうしても凝ったアングルで撮りたくなってしまうスペースばかりで、でもそうやって凝ったアングルで撮ったことが裏目に出ていたものばっかりだったんです。
種田さんが細部まで作り込んでいたセットだからこそ、素直に、シンプルに撮れば良かったなぁ…と、写真を見返して思いました。
それくらい、セット自体に力と雰囲気がありました。
私、もっと若くて、怖いものを知らなかった時にこれを見ていたら『私も美術監督ってやってみたい!!!』って思った気がします。
それくらい完成度が高かったです。高すぎて、ふつうに真似できそうな錯覚をしてしまうほど、自然にセットに溶け込めてしまったんです。
『これが世界レベルのひとの仕事なんだな…』という気持ちと『今のPerfumeは、こういうひとと仕事ができるんだな…』という気持ちを抱えながら、ずっとセットを見ていました。

 

 

ちなみにこのセットにはメンバーそれぞれの『秘密のメッセージ』が書かれた紙が隠されていました。(隠すっていうよりもバレバレなかんじで貼られていましたが…。)
それは、“暑い中、並んだひとたちの特典”として、SNSなどに上げることはNGとしてアナウンスされていました。だからここでは載せません。
…うーん、でも、2日間限定(しかも2日目は定員に達したために予定よりも早い時間で終了した。)で現時点では都内でしかやっていないイベントだったわけで、なかなかにアンフェアなのかなー、という気がしないでもないです…。
これ、お金払ってでも見たいひとっていっぱいいると思うし…。(P.T.A.会員もしくはCling Cling初回/生産限定盤を購入していれば入場可能でした。ただし実際はノーチェック。)
ものすごく作り込まれていたあの世界が、東京のみ、しかもかなり限られた日時のみの公開っていうのは、やっぱりもったいないかなー、と感じました。
…なので、私のへぼい写真でも、多少は雰囲気が伝わればうれしいなー、と思います!

 

はー、それにしても種田さんすごいよ。
マーニーは観ていないですけど、江戸東京博物館の展示 にめちゃ行きたくなっています。