【十戒のごとく、彼女の前が割れた】水曜日のカンパネラ「シネマジャック」リリースイベント@池袋タワレコ(2014.06.28)に行って来たよ!

「シネマジャック」という検索ワードでのご訪問が最近めっちゃ増えてますので、いまさらになりますが、6月末に行ってきた水曜日のカンパネラさんのインストアイベントのレポを上げようと思います!
もうほとんど忘れてるけど!!
がんばる!!!

 

 

 

カンパネラさん現場に不安のあるひとへ

音がたいへんに好みでありながら、なかなか現場に行けなかったカンパネラさん。
それは私が子持ち主婦でありカンパネラさんのライブ日程(平日夜、とくに名前にちなんだ水曜とか多い。)に都合をつけられなかった…という理由がひとつ。
そして、もうひとつ。
実は都合云々より大きかった理由が『観客にサブカルさんがいっぱいいそう…サブカルこわい!!! それに、いろんなところの過去のレポとか見る限り、どんなパフォーマンスが飛び出すか分かんないじゃん…私、無事に帰れるのカナ…』という不安でした。
たぶん、検索からこのページにたどり着いたひとにも同じような不安を抱えているひとがたくさん居るのではないかと思います。
でも、声を大にして言いたい。

 

大丈夫です。
たしかにサブカルっぽいひとたちは多かったですが、だからと言って何かあるわけでもなく。
秩序の保たれた良い現場でした。

 

 

コムアイさんから受けたのは想定外の印象

観る前はひたすらに不安だったコムアイさんのパフォーマンス。
しかし、完全に杞憂でした。
コムアイさんは度胸がある一方で、ものすごく賢いんだと思います。
驚きは与えてくれつつも、観客が(精神的、物理的、どちらにおいても)ダメージを受けるようなことは決してやらない。そんなステージングでした。
一見ぶっとんでるけど、空気が読める。これがコムアイさんから受けた印象でした。
矛盾してるように感じられるかもしれないけど、実際にライブを見てもらえたら、言わんとすることは伝わるかなー、って思います。
ちなみにこの印象は、ライブ後の接触タイムにていっそう強くなったりしました。

 

 

空を舞うガトーレーズン、割れる人波

カンパネラさんの楽曲は、おしゃれな四つ打ちに脱力リリックのゆるいラップ…という取り合わせが絶妙で、それはもうCDで聴くだけでもじゅうぶんニヤニヤできてしまう仕上がりだったりするわけです。
しかし、現場ではそれがさらに昇華されているというか。
「マリー・アントワネット」で『お菓子を食べればいいじゃな〜〜〜い!』と言いながらガトーレーズン(もちろんブルボン。)をぶん投げるとか、「ランボー」を歌う前に『これはみなさんを元気づける歌なので、栄養ドリンクを飲んでから歌います』と言ってオロナミンCを一気飲みするとか、自由にやっているようで、強烈な色を各曲に与えていくなー、と思いました。
コムアイさん、こう言うのはアレですけど、決して歌が上手いわけではないです。
でも、パフォーマーとして天性のものを持っていると思います。ファンの贔屓目かもしれないけどね。
そして、歌詞が飛んでも鼻歌に切り替えて堂々と続けていく物怖じのなさには、『何か』を感じずにはいられませんでした。

 

そして極めつけは、「ミツコ」での一幕。
この曲、サビくらいでステージからコムアイさんが降りて来て観客の間を歩きながら歌う…というお約束があるようで、それは知っていたし、『至近距離でコムアイさんを観られるの、楽しみだな〜』くらいの期待もありましたが、実際に歌いながら降りてこられると、『あ、なんかこのひと「持ってる」ひとだ』っていうのを感じました。
同じ目線に立っていても、『あっち側のひと』だと思ったんですよね。
コムアイさんが通ろうとするところを観客のみんなが察して、静かに道が開けていくのも妙な感動がありました。リアル十戒。

 

 

おまけの接触タイムでの話

この日は「シネマジャック」のリリースイベントではあったものの、前作「羅生門」を購入してもコムアイさんと接触を持てるということで、購入しました「羅生門」。これについての感想はまた後日。
…で、接触の内容は『サイン会+α』。αの内容は、手作りのくじびきによって決定していました。
くじびきの中身はいろいろあって、コムアイさん曰くいちばんの当たりが『似顔絵を描く』というものでした。
私の前の方がこれを見事引き当てており、10分ほどが費やされ丁寧に似顔絵を描いてもらっていました。(似てた。)
私がひいたのは『生写真』で、以前ウェブで見て『めっちゃいい!!!』と思っていた写真をゲットできたのでほくほくでしたね。

サインの間にはしっかり会話もしてくれていて、『すごく好みなんだけど、子どもがいるからあんまりライブとか来られなくて…だから今日初めて来られて本当に嬉しい!』というのを伝えたところ『本当ですか?嬉しいです!ライブハウスとかは無理だけど…インストアだとけっこうお子さん連れてる方もいるんで、ぜひ連れて来てくださいね!』と返してくれました。
字面だけ見ると完全に定型フレーズですが、これが定型に聞こえなかったんですよね。それがすごく嬉しかったです。
そして『じゃあ娘を連れてきますねー!』と言った私に、『あ、「3000ポッキリ」の意味は教えちゃだめですよ!』という返しをしてきたあたりにコミュニケーションの上手さを感じました。こういうのって機転なんだろうなぁ。

 

 

そんなかんじのインストアライブ、および接触のレポでした。
楽曲がおしゃれすぎるから怯むけど、いざ参加してしまえば絶対に楽しめる現場です。
都合がつくライブがあるけど行くかどうか迷っている方は、思いきって行くといいと思います!!!
無料のライブでも絶対に楽しいです!!!

 

 

YouTubeでセトリ再現の巻

とりあえず最後に、この日のセトリをYouTubeで再現しておきますね。
…とは言っても、最初の10分くらいは遅刻してたんで完全ではないんですががが。
当時ぐぐった結果、最初の曲は「二階堂マリ」だった記憶があるので、「ランボー」とのライブ動画で補完してください。

 

2曲目(だったはず…。)は「お七」。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=8XVbLzgLjj8[/youtube]

 

そしてお菓子をぶん投げた「マリー・アントワネット」。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=W6Iv7O9qAHg[/youtube]

 

十戒だった「ミツコ」。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=CpLgEQig1AE[/youtube]

 

オロナミンCを一気飲みしてから始めた「ランボー」。(動画の1曲目です。ちなみにこの動画の最後の曲が「二階堂マリ」です。)

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=f_8r3z3uCoE[/youtube]